編集部のつぶやき

第三回

99年11月14日


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このコーナーは編集部の独断と偏見に満ちた意見考えなどを、
ぼぞぼそと記して行こうと考えています。
時折行き過ぎた意見も出てくるかもしれませんが、単なるつぶやきですので、お許し下さい。
しかしご意見、感想、議論も大歓迎です。
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商売か詐欺か? Part II

東南アジアはバーゲン、バーゲン(英語で値段の交渉の事。セールの意味でも使用可)
タイ、ミャンマー、ラオスなどではレストラン、ホテルの値段、公的交通機関の料金などは大抵バーゲンは行いません。でもバーゲンを持ち掛けても何ら不思議ではありませんし、それに応じてくれる場合も数多くあります。 土産物やメーターを使わないタクシー料金などはほとんどがバーゲンを行います。 しかしインドネシアでは一部値段を明記してあるものを除いて全てがバーゲンの対象となっています。 交通機関、宿代、屋台の値段などなど。 「外国人は金持ち、インドネシア人よりは余分にお金を払うべき。」という考え方があるのでしょう。 バスに乗っても値段を確認、レストランでも値段を確認。全て事前に値段を確認し、高ければバーゲンとなります。 しかし値切られたからといってインドネシア人は別にいやな顔はせず、「ニヤ」っと笑って簡単に値段を安くしてくれます。 インドネシアはバーゲンの初級編といえるでしょう。
それに引き換え上級編はベトナムです。 ビタ一文まけてくれません。 「外国人は数倍多く払うべきだ。」この考えは非常に強く、ベトナム全土で根づいています。 隣りのベトナム人が10000ドン払ったのを見ていても同じ物を同じ値段では買えません。 これは外国人だけでなく、外国帰りのベトナム人にも適用されるとの事です。 フエで親切にしてくれた少女は、私が果物を買おうとすると、「隠れていてくれ。」と言って私からお金を受け取り、果物を私が知っている3分の1で買ってきてくれました。
不快極まりないのが、インドです。 露骨に感情をあらわにして、高額な値段を吹っかけてきます。 交渉して結局あるところには落ち着くのですが、後には必ず不快感が残ります。 また値段が決まってもサービスが必ずしも行われるとは限りません。 特にタクシー/リキシャなどは別の宿へ連れて行こうとします。宿から手数料が出ますから。 重りに細工して0.5kgなのに「これは1kgだ。」と言い張っていた果物屋もいました。 10%ぐらいのごまかしなら気が付きませんが、半分になるといささか唖然としてしまいます。 その反対がネパール人やチベット人です。 かれらは常に客を楽しませてくれます。 それでいてちゃんと取るものはとっていきます。 ぼったくられている事に気づいていても「ま、いいか。」という気になるそうです。 特に旅人はインドでさんざんな目にあった後ですから、彼らは本物の正直者に思えるという事もありますが。

値段を高くする事は決して詐欺ではありません。日本でもスキー場、観光地での値段の中には耐え難いものもあります。私に言わせれば、日本の観光地のぼったくりは東南アジアより質が悪い。 バーゲンの余地がないからです。 スキー場の学食のような場所でコーヒー一杯400円はないでしょう。天候に左右されるビジネスである事は分かりますが、もう少し値段を下げて欲しいと思うのは私だけでしょうか?

又来週