韓国の記憶 #18
KOUDA YUJI

2001201

18.)日本のJリーガー韓国へ渡る。

先月8日から入団テストを受けていたJリーガー海本幸治郎(ガンバ大阪=MF=24歳)が日本のスポーツ史上初めて韓国プロサッカーのKリーグに移籍した。
城南一和は18日に海本との契約を発表した。2年契約、年俸は9600万ウォンで基本合意した模様。日本国籍の在日帰化選手が韓国プロ野球に所属した例はあるが、純粋な日本人が韓国のプロスポーツに足を踏み入れるのは、海本が初のケース。
頼もしい若武者がコリアンサッカーに武者修行に来た。
カンバ大阪から自由契約選手として移籍するため移籍料はない。契約金は本人たっての希望で「ない」(クラブサイド)。年俸以外の出場給、勝利給もクラブの国内選手とまったく同じ。海本は国内選手と同一ラインにみずからその身をおいた。
ないないづくしのところにクラブ側は、せめてもとカンバ時代の年俸600万円(推定)に3割上乗せする"破格の待遇"で日本人1号選手としての敬意を示したくらいだ。
契約にこぎ着けた「入団テスト生」はとりあえず大阪に舞い戻って就労ビザの準備や日本の"身辺整理"を終え慌ただしく26日にも再入国することになる。今月初めには晴れて入団契約を結びそうだ。
クラブ側は海本の能力を高く評価し「早く心肺能力に優れ可能性の高い選手」(車キョンボク監督)と即戦力を期待している。
城南一和は海本の移籍をアシストした在日韓国人の朴康造の所属するクラブ。2002年W杯を共同開催する同伴者として、日韓のサッカー交流がいっそう高まると海本の入団に強い期待感をにじませている。2月に契約の切れる同僚・朴康造も2年間の再契約が濃厚で、向こう2年間、中盤のホットラインは言葉の通じるこの「元Jリーガー」で固めることになりそうだ。
城南は93〜95年に名将・朴鍾煥監督の下でKリーグ3連覇を達成。以降、6年間タイトルから遠ざかっているだけに、フロントの期待も大きい。

海本幸治郎(かいもとこうじろう)
1977年10月14日生まれ24歳。身長182cm体重75kg。
東海大仰星高校を卒業後、ガンバ大阪に移籍(96年)。29試合に出場、1ゴール。
16歳以下、18歳以下、21歳以下の各年代でユース代表経験を持つ。
兄は昨年のアジアカップで初出場で退場となった名古屋グランパスエイトの慶治(29)。

つづく

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