韓国の記憶 #5
KOUDA YUJI

20001121

5.) 韓国受験事情

今年も大学修学能力試験が終わり、羽を伸ばす受験生の姿が目に付くようになった。しかし、大学側はほっとしてもいられない。今後、韓国でも少子化が進む見通しから、学生の確保が難しくなるためだ。特に危機感を感じている専門大学は、次々とユニークな学科を設置している。

チュンへ看護大学が今年新設したのが「余暇応用学科」と「身体情報学科」。特に身体情報学科では、健康のために医療機器の構造までみっちり勉強するという。この学科があれば、ストレス解消法などの専門家が生まれるのも、そう遠い未来ではなさそうだ。また、女性に人気がありそうなのは釜山女子大学の「茶文化学科」。茶道を習っている女性にはもってこいの学科だ。これに対し、男性の目をひくのは昌原専門大学の「特殊装備学科」。戦車をはじめ軍隊の特殊装備の専門家を要請するのが目的のこの学科、徴兵制のある韓国ならではの学科ともいえる。しかし、いくら男性でも、軍隊が好きな人ばかりではない。そんな人には、ソンドク専門大学の「ビリヤード学科」がお勧め。この学科に入れば、将来はハスラーも夢じゃないかも。

これ以外にも、ユニークな学科は多い。公州文化大学の「動物愛好学科」をはじめ、富川専門大学の「キャラクターアニメーション学科」、梁山専門大学の「交通物流情報学科」、東ソウル大学の「観光物流情報処理学科」なども、人と違ったことを勉強したいという若者を中心に人気を集めている。

しかし、今年最も注目を集めたのがキョンミン専門大学が新設した「ダイエット管理情報学科」。その名前から、入学するだけでなんとなく痩せられるような気がするが、これもれっきとした学問。どんなに熱心に勉強しても、それだけでは痩せられないのが、つらいところかもしれない。

受験生にとっては、学科が増えることで選択の幅が広がるのはいいこと。若者の個性をいかすためにも、ユニークな学科をどんどん新設してもらいたい。

つづく

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