韓国の記憶 #4
KOUDA YUJI

20001128

4.) 韓国の結婚事情

韓国では、いくら不景気といっても、結婚するときは話が別。親戚や友人を集めて盛大に結婚式を挙げる韓国では、日本のように「ジミ婚」がはやることはまず考えられない。当然、結婚式の費用もかさむうえ、新居や家具などにかかる費用を合わせると、結婚に必要な金額はかなりのものになる。

ソウル大学消費者学科の李ギチュン教授は最近、ソウルをはじめとした首都圏に住む結婚2年以内の新婚夫婦500組を対象に、新婚生活に関するアンケート調査を実施した。その結果、新居や家具など、結婚生活を始めるにあたってかかった費用は平均6,327万ウォンに達した。このうち女性の負担は1,172万ウォンだったのに対し、男性は5,155万ウォンと、なんと女性の約5倍、全体の80%以上を負担していることが分かった。韓国では普通、男性側が新居を、女性側が新居で使う家具や電化製品などを準備するもの。この習慣が、男女の負担の格差に現れているようだ。

それだけの金額を投入して用意した新居。さぞかし立派なのかと思ったら、そうでもないようだ。新居のうち、最も多かった回答は「アパート」(35.2%)で、あこがれの「一軒家」は22.8%だった。ただ、アパートでも、韓国では伝貰で家賃を払うケースが多いため、どちらにしても男性の負担は軽くならないという訳だ。

なにはともあれ、新居も家財道具も準備万端でスタートした新婚生活。しかし、今回の調査の結果、1日に新婚夫婦が会話する平均時間は、わずか1時間6分にとどまっていることが分かった。これに対し、コンピューターに向き合っている時間は1日平均3〜4時間、テレビやビデオを見る時間は同2時間8分に達している。新婚でさえこの調子だと、なんとも先が思いやられる。大金をはたいて始めた

結婚生活、コンピューターなどに熱中する気持ちも分かるが、すれ違いばかりでダメになったなんてことにならないようにしてもらいたい。

つづく

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