韓国の記憶 #2
KOUDA YUJI

20001121

2.) 韓国の露店

繁華街や地下鉄の駅周辺、大通りに面した歩道などには、数多くの露店が軒を並べている。車で屋台を引くものから、荷物を広げただけの「担ぎ屋」など店のタイプもさまざま。こうした露店数は、過去5年間で大幅に増えており、競争は厳しい。

露店も商品を特化しなければ生き残りは難しいという。例えば、高級ブティックなどが集まる押鴎亭洞では、プラダのバッグ、カルティエの時計、フェラガモのベルトなど有名ブランドのコピー品が人気。また、比較的富裕層の買い物客が多い地区であることから、コピーの中でも最上級のものが並ぶようだ。若者ファッションの中心地、明洞では、バーバリーのマフラー、手編みの毛糸の帽子などが定番商品。これで、1日に1213万ウォンの売り上げになる店もある。

ソウルはこうした露店で既にいっぱいだ。「東亜日報」によると、ソウル市の場合、95年には8,894店だった露店数は96年に1万470店に増加、98年には1万573店と横ばいだったが、昨年から再び増加し、今年10月末現在で1万8,454店となっている。

地区別の増減を見ると、ベンチャー・ブームなどを受け、江南区は98年の341店から1,352店と、2年間で1,000店以上の増加。また、観光客にも人気のショッピングエリア、明洞周辺の露店数増加などで、中区も98年の955店から2,138店と大幅に増加した。また、地下鉄の新路線開通なども露店数の増加に大きく影響するという。

俗説では、不況になると露店が増えると言われる。ソウル市は、取り締まりが緩くなった99年から露店の増加が目立ってきたと分析。「主要な通りは『飽和状態』になっている」(ソウル市建設行政課)という。このため、地下鉄の出入口やバス停留所、横断歩道の周辺などに不法出店している露店の撤去に乗り出すとしている。

つづく

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