ミンガ・ラーパ!ミャンマー!
〜フレンドリーな国、ミャンマーを訪ねて〜 #9
菊正敏

200018

9.いざ、マンダレーへ!

飛行機は大丈夫?

ワイフが変だ。昨日まで呆れるくらい「食」に執念を燃やしていたが、午前中から胃腸の調子を崩している。 ガイドブックによれば、ミャンマーの食事はどの料理を食べてもやや油っぽいので、通過儀礼のように胃腸を壊す旅行者が多い、なんて書いてあったがワイフは違う。はっきりいって"激食"である。 昼食は中華の点心料理であるが、ほとんど手をつけず"激務"の胃腸を休ませていた。彼女にすれば「無念」の一言であろう。ガイドのトンさんも心配顔。ワイフ、強気に「大丈夫!」。

しかし、確かに全体的に油っぽいので、さすがに今回は慎重だった私も昼食はスローペースになっていた。「できれば昼食はあっさりした料理のほうがいいね」と同じように青森二人組と徳島二人組。

予定表では午後からはアウンサン・マーケットの見学と買物だが、我々は昼食後から延泊にした自由旅行に入りマンダレーへ向かう。 バスはアウンサン・マーケットの近くに停まる。このマーケットはヤンゴンでも最も大きく、中央入り口にドームのある入り口の建物はイギリス植民地時代の1926年に建てられた物だ。 マーケットに向かう歩道は露店であふれた活気のある声が飛び交っている。 我々はマンダレー、パガンを回った後、再びヤンゴンに戻った日にこのマーケットは訪れるので、ここで皆さんと別れ、空港に向かうことにした。 さっそくトンさんが知り合いの運転手を見つけ、900kで交渉成立。かなり古いワゴン車だが最近は1200kが相場?らしいので文句はない。30分弱で空港に到着。

日本の地方都市のJRの駅ぐらいの規模で、国際線と国内線では入り口は違うが、いずれにせよ小さいので迷うことはない。ドアの入り口には軍人さんがおり、まずは我々の航空チケットをチェックする。ミャンマーの主要な所には(勿論観光地にも)軍人さんが目を光らせており、異様な雰囲気もあるが慣れればこんなもんかと気にならなくなる。不思議なものだ。中に入ってヤンゴン航空のカウンターに行き、航空チケットとパスポートを提示する。といっても23人の係員がいる程度の小さなカウンター。女性係員の案内でイミグレーションカウンターに行き(なんせ国内旅行といっても我々は外国人なので…)パスポートチェック。次に荷物検査と身体検査。瞬く間に待合室へ。

ミャンマーは以前は国営のミャンマー(ビルマ)航空しかなく独占状態だったが、94年にエアーマンダレーが設立、そして96年にはヤンゴン航空が設立され、国内は3社が就航している。ガイドブックによると少しでも安全を優先したいならヤンゴン航空かエアーマンダレーを利用し、ミャンマー航空は避けた方がよい、と適切なアドバイスが書かれてあった。 機体も民間の方がフランス製の新鋭プロペラ機ATR72-21066人乗り)を使用し、サービス・時間・安全性ともミャンマー航空を上回るらしい。事実ミャンマーの政府要人はエアーマンダレーを利用しているという。

待合室に着いてもワイフはお腹の調子がイマイチのせいか、「念には念を…」と言いながらトイレを往復している。アナウンスなんてものはない。係員が入り口にくると搭乗である。シンプルイズザベスト!日本の中古バスで飛行機まで行く。白いプロペラ機が我々を待っていたが、機体が新しく機内に入っても清潔感がありホッとする。申し訳ないがやはり途上国で乗る国内飛行機には不安が付きまとう。大部分が外国人観光客と地元のリッチマン?か。シートベルトをして、ものの数分も終わらないうちに飛行機は動き出した。時間はほとんど正確で15:10を指していた。水平飛行が始まるとパン・ケーキ・ジャムの軽食と飲み物が配られた。勿論ワイフは「念のため念のため」と唱えながら手をつけずにそのままバックへ。そして飛行機の通称"ゲロ袋"もバックへ。さすがシッカリ者である。上空から茶色のエーヤワディー川と、その周りに刈り採ったばかりの水田が目に入る。

途中、ヘーホー空港といってもほとんど畑の中に滑走路とポツンと小さなターミナルがある飛行場に寄る。なんと8割方の乗客がここで降りる。 インレー湖という観光地が近くにあるのだ。ここではヨーロッパ系の外国人が78人乗り込んで来た。10分後再び飛び立ち、夕暮れ迫る16:45、無事マンダレーに到着した。

つづく

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