ミンガ・ラーパ!ミャンマー!
〜フレンドリーな国、ミャンマーを訪ねて〜 #5
菊正敏

2000714

5.モン族の王都、バゴーへ

朝食はバイキングで種類も多い。 さすが高級ホテルである。 何とカッパ巻きやお粥もある。 カッパ巻きの米はインディカ米である。後日、「竪琴」で「生姜焼き定食」を頼んだ時の米はジャポニカで、従業員に「この米は何処でとれたの」と尋ねると、カリフォルニア米だと言っていた。 食事をしているのは殆ど外国人。 アジア系は日本人か韓国人あるいは中国人(香港やシンガポーリアンもいるだろう)。 自動演奏のピアノが奏でる中の朝食、「おいおい、ここは本当にミャンマーか?」と疑いたくなるような雰囲気である。

翌朝8時に出発。市内は日本の中古車で溢れ、渋滞が続く。 バスの中では今日もトンさんのミャンマー基礎学習講座が始まる。
@ 宗教は全てOK
A 車のガソリンは政府のGSでチケットを利用して一回13.5リッターまでは制限なく買うことができる。それ以上欲しい場合には倍以上のお金を払ってガソリンを買う。
B ミャンマーの人はお金が貯まると、貯金より金、宝石、車、マンションなどを購入する。つまり通貨貨幣のK(チャット)の価値がどんどん下がっているから。
C スーチーさんの所へ案内すると自分は首になるかもしれない。(政治の話は極力しない)
D 日本の企業進出が目立ってきた。トヨタは支店も出し、アフターケアも万全のためか、人気がある。
E 日本の中古車に書かれている○○商事とか○○会社の文字はあえて残している。つまり日本車である→いい車である式考えだ。
F サイカ(自転車の横に座席を設けている人力自転車。「サイドカー」から「サイカ」になった)は大通りのある市内への乗り入れは禁止。同じように三輪車はヤンゴンでは運転できない。
G 屋台の食事は基本的にしない。(粗悪な油や食器の洗い方も不十分で全体的に不衛生。日本人の抵抗力では負けてしまう)このトンさんも、日本からの帰国後は抵抗力が弱まり、水や食事には気をつけているという。ナルホド…。などなど。

道路は一応、片側23車線の高速道路で通行料金も払ってはいたが、ちっとも一般道と変わらない。 柵も塀も何もなく、人やサイカはもちろんイヌ・ネコ・ニワトリまでの生活の場となっている。 おいおい、また人が横切っているぞ! 大丈夫かいな!ミャンマーでは一番いい道路とトンさんは言うが、バスは相変わらずよく揺れながら水田地帯を走る。米は年2回は収穫でき今は乾季のためか刈り取った後の水田が目立つ。

バゴーはヤンゴンの北東約70kmに位置し、人口は約15万人、マンダレーやバガンと並ぶ古都として知られている。 825年頃モン族の王都として建設され、14世紀以降ビルマの中心都市として繁栄した。またこの都市をめぐってミャンマー族とモン族の攻防が幾度となく繰り返された。

先ずバゴーの町から3kmほどヤンゴンよりのところに位置する4面仏像チャイプーンパゴダを訪れる。まだきちんと整備されてはいないが、1467年造立の高さ30mの座仏は、透き通るような青い空の下に美しい姿を見せていた。個人で行くと外国人料金$2を取られる。さぁ、次は1000人以上の若い僧侶が修行に励んでいるカカットワイン僧院の見学である。

つづく

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