ミンガ・ラーパ!ミャンマー!
〜フレンドリーな国、ミャンマーを訪ねて〜 #12
菊正敏

2000714

12.ここでも日本語ブーム!

夕日を見ながら学習だ!

昼食はホテル近くの櫻花ヌードルショップでラーメンにした。ここは日本語メニューもあり、ガイドブックにも掲載されている店で、安くて美味い。米から作った麺もあり柔らかい。160k60円)は安い。日本人の旅行者も多いのだろう。
午後はミニタクシーをチャーターし、お寺回りと標高236mのマンダレーヒルから夕日を眺めることにした。ミニタクシーといってもおんぼろの360cc軽トラックの荷台に乗って見て回るのだ。しかしこれが実に面白い。バンコクでもツクツクという軽三輪自動車は経験したが、ここの軽トラックも乗ってみたくなる代物で、ワイフは大はしゃぎ。ただこういう車両は保険には加入していないと思うので、海外旅行保険は加入したほうがよいと思う。いざ、何か起こった後ではもう遅い。

空の青さと木々の緑に、鮮やかに浮き出す白いクドードォパゴダをはじめ、その隣にあるサンダムニパゴダ、シュェナンドー僧院等を見学する。しかしあちこちでパゴダばかり見ていると、京都・奈良のお寺回りと同じように皆同じパゴダに見えてきて、最後にはもうこれ以上見たくない状態になる。私もそろそろパゴダ疲れが出たようで、だんだん飽きてきた。ただ、クドードォパゴダ見学の折り、寺のパンフや本を販売しているコーナーで一生懸命に日本を勉強している姉妹に興味を持った。辞書や日本語のテキストでお客がいようがいまいが無心に勉強している。我々が日本人だと分かるといろいろ質問したり、話し掛けてきた。なんでも日本語の先生はお坊さんで、無料で教えてくれるとのこと。やがては日本語を使って仕事がしたいという大きな夢を語ってくれた。
夕方マンダレーヒルに登る。まず、外国人チケットを買うと名前まで書かされる。そして頂上で再びチケットのチェックを受ける。念には念を、か…。頂上までは車でも行けるのだが、やはりここは歩いて登るのが我々のススメ。裸足になり、2頭の白いライオンの像が祠られてある参道から上がる。屋根はついているので雨でも影響はない。不思議な光景だ。

息をゼイゼイしながら中腹まで来た頃だろうか、後から「イッショニアガリマショウ」と日本語で話しかけてくる若者がいた。後でいろいろ話を聞くと、週に3回ここに来て、日本人を見つけては話しかけ、日本語の勉強をしているとのこと。日本の若者もこのくらいのハングリーさがほしいね。山頂で夕日が落ちるまで時間があったので、ワイフは彼の日本語の学習のお手伝いということで、彼が持っている日本語ガイドのテキストでミニ日本語講習を行っていた。ガイドになるにはもちろん難しい試験もある。ヤンゴンに行って3ヶ月間講習も受ける必要があり、お金がかかるという。同じように若い僧侶が盛んに欧米人を捕まえては英語やフランス語の実地訓練をしている姿が印象的だった。僧侶達は仏教を世界に広めるために外国語を勉強していると、日本語ガイド志望の若者が話していた。しかし、こんな日本語熱が盛んだと思ってもみなかった。ますますアジアにおける日本の重要性を感じる出会いだった。

それにしても、ここからの眺めは素晴らしい!360度のパノラマ風景。市街地はもちろん緑に囲まれた王宮、遠くにはエーヤワディー川や丘陵地、刈り取りの終わった水田、近代的なホテルや何とゴルフ場までが全て目に飛び込んでくる。この頂上のパゴダも夕日が沈む頃には多くの観光客で賑わい始め、ゆっくりと夕日が山間に隠れ始めるとその美しさに歓声を上げていた。

つづく

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