「Viet Nam 日誌」
ふくちゃん vol. 7-5

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第2部 旅にまつわるしょむないこと
第2章 ヴェトナムという国に関するよもやま (5)それこそしょむない国犬性、その他の話

それこそほんと、しょむない話。旅に出てぼくはしょむないことを探すのが、もう、好きで、好きで…。それでいろんなしょむないことを探し続けたんですが、そのいちばんしょむないことが、これなんです。
 それは、何といっても犬のはなし。フエで出会った出雲くんも、この手の話が好きなのか、結構犬の話で盛り上がった。
 ぼくがこの旅で確信したことのひとつに、国によって人々の国民性があるように、犬たちにも「国犬性」が存在するというこだった。いや、真剣に世界中を旅行すれば、各地の国犬性を著して本を書くことができるんじゃないか、それくらい、はっきりと「国犬性」はあるとぼくは確信している。
 
 まずはヴェトナム犬。99%くらい(ちなみに、ぼくが目にした犬は100%)首輪をしていないし、つながれているわけでもない。ほとんどが、日本でいう「ノラ犬」状態である。でも、何となく「どこに所属している犬か」見ればわかる。不思議なことに。これはおそらく、ある特定の人(日本語でいう飼い主)から定期的にえさをもらっとかないと飢え死にしてしまうから、だからなんとかく犬自身が意識してそういうふうにしているんだとぼくは思う。
 そして、人との接し方。
 日本の犬なら、まあ、よっぽど強硬派の犬でないかぎり、人の顔を見ると「エヘラ、エヘラ」と笑い(犬が笑うか!)ながらシッポをちぎれんばかりに振って、人間の方へ近づいてくる。そして、人間が頭をなで「よしよし」としてやる。いわゆる、主従関係ですね。

 しかしそれが、ヴェト犬には、まったく 通じないんです。

 そんなヴェト犬。ぼくは屋台で見ることが多かったのだが、まず、人の目を「じっ」と見る。「人vs犬」のしばしのにらみ合い。そして、こちらが1歩近づくと、ヴェト犬は1歩退く。2歩近づくと、2歩退く。これほんと。少なくとも、ぼくが出会ったヴェト犬はそうだった。そして、こっちが寄っていくと、逃げていく。ほんと、うそみたいだが、ほとんどのヴェト犬がこのパターンだった。ヴェトナムに行く機会のある人は、ぜひ試してみてください。きっと同じような反応をしますから。ヴェト犬たちは。ひょっとして、やつらは、食われるのを警戒してるのかなあ…。まあ、その辺は本人(いや、本犬ですね)に聞いてみないとわからないんですが。

 しかし、なかには例外犬もいる。1部でも書いたが、ホーチミン・シティの動物園のカフェの前にいたヴェト犬は、えさをもらっていたせいか、結構人なつっこかった。ただし、この「人なつっこい」というのは、あくまでも「ヴェトナム犬レベル」での人なつっこいということ。で、それはどんなもんかというと、人の周りをうろうろして、離れないという程度。でも、ヴェトナムでは、もうこれだけで十分「人なつっこい犬」という称号が与えられる。それくらい、なつかない犬が多いんですよ。日本の犬のように、しっぽふりふりで「えへらえへら」と笑うようなことはない。し
かし、この光景を目撃したぼくは「よし、ぼくもヴェト犬をてなづけよう」とその機会をずっとうかがっていた。そして、そのチャンスはフエにいるときにやってきた。
 ぼくが、朝食のPhoを食べているとき、1匹のヴェト犬がうろうろしていた。「チャンス!」ぼくはすかさず、Phoになかに入っていた豚肉(しかし、ほとんど骨だけ)をやった。しかし、そのヴェト犬は、ぼくのすぐ横ではなく、すこし離れたところでおいしそうに豚肉を食っていた。「ああ、やっぱり警戒してるんだなあ」と思った。ぼくの「夢のヴェト犬てなずけ作戦」は見事に失敗に終わった。しかし、ぼくはあきらめない。きっと、いつの日か、あのヴェト犬のしっぽを振らせてみせてやる。うーーー、わんわん。

 そんなヴェト犬の体格は日本犬にくらべ、やや、やせぎみ。というか、日本犬がきっといいものを食べすぎなんだろうな。でも、犬たちはみな、比較的元気そうだった。そして、交尾なんかをもうそこらへんでやりまくってた。あと、メス犬の多くは子宝に恵まれている犬が多いのか、おっぱいが「だらり」と垂れている犬が多かった。
ヴェト犬以外の情報として、出雲くんからの情報によると、カンボジア犬は「だいたい元気がなかった」そうだ。でもこの話は、なんとなく笑えた。いや、笑っちゃいけなんだろうけど…。でも、おもしろかった。
 あと、あほやん(1部にも出てきた、すごいあほな会社の同僚)の情報では、タイの犬は股を開いて、こう、なんというか「ベターッ」て寝るらしい。ほんとかどうか定かではないんですが…。
 でも、いろんな国の犬を見てると、ほんとにおもしろい。国犬性は、ちょっと調べてにる価値があるかも…。

 まあ、犬以外では、やっぱりというかまあなんというか、ネコですね。しかし、このヴェトネコ。ほとんど見かけなかったんです。しかし、その数少ないヴェトネコ情報をまとめてみますと、やっぱり犬同様、やややせぎみだった。
 しかし、ネコはどの国に行ってもマイペース。人とあまり関わりを持たない。これが、大きな要因となって「国猫性」はほとんど見られませんでした。あしからず。
 あと、さらにしょむないこと。まずは、小鳥篇。スズメ、鳩関係から。
 これは、ハワイとの比較になってしまうんですが、ハワイに行ったとき、すでにぼくは小動物の違いにいささかショックを受けていたんです。まずはその、ハワイ鳩の話から。 ハワイに行ったことのある人なら、たぶん目にしたことがあると思うんですが、このハワイ鳩、すごくちっちゃいんですよね。そう、大きさとしては、つばめの成鳥くらいの大きさ。でもこの鳩ども、いっちょまえに「クークー」言うんですよね。ほんと、なまいき。 まあそれはいいとして、本題のヴェトナムの小動物。これ、はっきり言って、日本のそれとまったく同じだった。空気同様、ここでも「あーやっぱアジアなんだなあ」という思いを実感することになった。さあ、では"ヴェト鳩"から。
 
 単純な答えで申し訳ないんですが、これはもう、日本のドバトそのまま。あまりきちんと覚えてないんで自信がないんですが、たぶん、日本のドバトほどあつかましくはないと思います。とりあえず、鳩までいくと姿、形は日本とまったく同じ。「国鳩性」があるかどうか…そこまでは、わかりませんでした。あと、ヴェトすずめも、日本のと同じ。やっぱり「ちゅんちゅん」言って鳴いてる。もっと細かく言うと、ヴェト雑草も日本の雑草とだいたい一緒だった。見慣れた雑草をたくさん見た。

だた、弱冠違っていたのが、昆虫関係。いちばん身近なとこで、ヴェトあり。これは以外にも日本のそれに比べ小さかった。日本の公園とかで見かけるやつの方がうんとでかかった。
 そして、あまり思い出したくないんですが、ヴェトゴキ。これは、なぜか、だんぜんでかかった。確実ではないが、とりあえずぼくの記憶のなかでは、もう、すごくでかかった。ぼくの自宅ではゴキちゃんは出ることは出るんですが、すごくちっちゃいやつしか出ないのでよけいにでかく感じたのかもしれませんが…。まあ、この話はこのくらいにし

第2部 第三章(1)へ続く
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