「Viet Nam 日誌」
ふくちゃん vol. 7-3

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第2部 旅にまつわるしょむないこと
第2章 ヴェトナムという国に関するよもやま (3) Viet Nam と Viet 家族

 旅にでて、当然のようにたくさんの人たちに出会った。そして当然、その人たちには名前があった。しかし哀しいかな、その人たちの名前をほとんど区別することができなかった。もう何度も何度も繰り返しになるが、もうほんと、ヴェトナム語は発音がむずかしすぎる。そのうえ、ヴェトナム人の名前、AnhとかBeとかTraさんとかもうほんの一瞬。何を言ってるのかよくわからない。最初に空港からホーチミン・シティまで送ってもらったうんちゃんの名前なんか「Good Name!」と言っておきながら、2分ぐらいでもう忘れてしまっていた。ごめんなさい。ほんとに。

 そして、ヴェト家族。ヴェトナムの夫婦は、ほぼ例外なく「ダメおやじ+しっかり奥さん」で構成されていた。この事実はぼくの主観以外にも証拠がある。
 1部で何度も登場した、シクロ乗りのAnhに「ヴェトナムの女の子はみんなかわいいね」と言ったところ「わかってないなあ。おまえヴェトナムの女はどんなだかしってるか?」と逆に聞かれた。そこでなんとなく両手の人差し指をたて、頭の上にもっていき、鬼のかっこうをすると「そうだ、そうだ」とうなずいていた。そういわれてみれば、ヴェトナムの女の人は、ほんとみんなしっかりしていた。市場で精力的に働いている人もほとんど女の人だった。そして、特に子ども。いやーそりゃもう、すごくしっかりしてた。

 教会の前にいた神様少女もそうだったが、ホーチミン・シティのベンタイン市場にいた女の子。この子はすごかった。年はだいたい中学生くらいか(日本の子どもより少しみんな小さい)? 絶対将来お金持ちになりそうな子だった。どうしてって? なぜなら中学生くらいだったのに、ほんと日本語がうまかった。そして、商売のコツみたいなものを身につけていた。1部でも書いたと思うが「おまえどうやって日本語覚えたんだ?」と聞いたところ「自分で勉強した」と言ってた。いやー、ほんと、すごい。

 あと、各地で見かけたヴェトナムのおばちゃんたち。なんというか、ヴェトナムの人たち、ほんと年をとればとるほど日本人に似てくる。フエの駅にいたおばちゃんや、ニャチャンの市場にいたおばちゃん。このおばちゃんたちなんて、もうほんとぼくのいなかのおばちゃん(すいません。九州にいるぼくの母の姉のことです)にそっくり。ほとんど、「いなかのおばちゃん」がヴェトナム語をしゃべってるといった感じだった。逆におばちゃんたちが日本語をしゃべっててても、ぜんぜん違和感んなしといった感じ。
 あと、自慢じゃないんですが、ぼく、どこに行ってもおばちゃんたちにはすごくもてるんですよ(ちなみに、おばちゃんだけ)。そして、このパワーはヴェトナムに来ても変わらなかった。たぶんぼくは世界中どこの国に行ってもおばちゃんにもて続けられるような気がする。うん、なんとなくなんですが…。
 でも、ほんと。おばちゃんってなんか、すごくパワーがあって楽しいですね。うん。「世界中のおばちゃん万歳!」みたいな感じです。はい。

 まあ、それはさておき、次におっさん。まあ、こっちの方は、失礼な言い方になってしまうんですが、ほとんどだめ。なんでヴェトナムのおっさんたちはだめなのかなあ。すごく不思議だ。結局、この問題は最後まで解けなかった。若い子のなかには、かっこいいやつがたくさんいたのにね。逆にそれがあだになるのかなあ。
 ヴェトナムのおっちゃんたちの多くは「へらへら」と笑っていた(含、Anh Hao。ごめんね)。そして、ほとんどのおっちゃんが「なんとなく」仕事をしていた。命がけで仕事をしているのは、ほとんど女の人。市場で働いてる人もほとんど女の人だった。
 ああ、うらやましいというか…。

第2部 第二章(4)へ続く
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