「Viet Nam 日誌」
ふくちゃん vol. 6-3

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第2部 旅にまつわるしょむないこと
第1章 この旅にまつわるしょむないこと: (3)セキュリティ問題

 何度も書くんですが、今回の旅はぼくにとっての初めての独りでの海外旅行だったんです。で、それをいい思い出にするためにもぼくは、セキュリティに関して最大限の注意を払った。だって、旅先でスリとかに遭って金なくしたりしたら、せっかくの旅の思い出も台無しになるもんね。そう、独り旅は思い出だってちゃんと自分で守らないとだめなんだ。 その準備はまず出発前から始まっていた。まず、盗難に遭うことを前提として、そのリスクを分散させるために、現金(ちなみに、めんどうだったので、TCは使わなかった)を6カ所に分けて配置した。初め、隠したつもりがその場所をぼく自身が忘れてしまい、出発前に100$行方不明になってしまった。結局出てきたが、「これはいかん」と思ったぼくは、さっそくメモ帳にメモした。
 ちなみに、その配置は以下の通り。
 ・長Gパン      100$
 ・短Gパン      100$
 ・リュック内     100$
 ・ウエストポーチ内  150$
 ・システム手帳内    10$
 ・マネーベルト    100$

配置方法は、現金を4つ折りにし、それをラップで包み、その上からガムテープ(布のものがBest)で留めるという方法。
 Gパンで試してみたのだが、まったく違和感がなくしかも安全だったのでこの方法で金を隠した。バッグやウエストポーチも同様の方法で行った。ただ、いろんな場所に分散させすぎたせいで、管理というかチェックがたいへんだった。 まあ、せいぜい3カ所くらいで十分だと思う。

そして、現地にて。
 日本からウエストポーチを持って行ったが、途中でやめた。これは1部でも書いたが、ウエストポーチだとカメラとガイドブックを入れただけでもうパンパン。その上かっこ悪い。だから、荷物は現地で買ったリュックに入れてた。これなら、ノートだって入る。しかし、ウエストポーチやリュックにもやはり南京錠は必要。これはつけておいた方がいい。
 ぼくは出発する前、鍵なんてつけてたら「貴重品が入ってますよ」と言ってるみたいなもんで逆に危ないかなと思っていたのだが、それはどうやら間違い。逆に、鍵をつけることによって「私は盗難に用心している」とアピールすることができ、盗難防になる。そして、南京錠同様、役だったのがワイヤー錠だった。ホテル等に荷物をおいてくときも、「ここは危ないな」と思うホテルではリュックをワイヤーでをイスやベッドに結びつけ外出した。また、ワイヤーは列車内や、駅などで眠るときにもずいぶん役にたった。
 ぼくは今回、2回列車で移動したが、乗り込んだとき、まず、バッグをワイヤー錠で結びつけるところを探した。そしてバッグを固定した。あと、これはヴェトナムの列車にまつわる情報なのだが、ニャチャン→サイゴン間で気付いたこと。ぼくは下段のベッドだったのだが、なんと、ベッドの下に荷物を入れるスペースがちゃんと確保してあった。これは、まりちゃんに教わった、というかまりちゃんがそこに荷物を入れていたので「ああ、そうだったのか」と気づいたのである。それに、上段のベッドにもちゃんと荷物を入れる棚がついていた。棚にはとってが2つついていて、開くような形になっていた。このことはガイドブックにも書いてなかった。

 街中でももちろん気は抜かなかった。まずは、スリ対策。
 街を歩くとき、普通はGパンなんだが、まず、うしろのポケットにはなにも入れない。これは基本。うしろのポケットに入れるのは「とうぞ盗ってください」と言っているのと同じ。そして、前ポケット。ぼくは基本的に、左には米ドル、右にはVNDの紙幣を入れておき、米ドルの方のポッケトは安全ピンで手が入らないように細工しておいた。そして、財布はまず持ち歩かない。これは例のフエの「ぼられ事件」や「マフィア事件」の際、財布を持ち歩いていて、(おそらく)財布の中身を見られ、足元を見られた経験からである。 わざわざポケットを安全ピンで止めたり、くしゃくしゃの紙幣をポケットに入れて持ち歩くのははっきり言って不便だしめんどくさい。だって、自分で払う金だったすぐ出てこないんだから。でも、逆にそれはスリたちにとっても金を盗みづらいということにもなる。めんどうでもなんでも、快適な独り旅がしたいのであれば、このくらいのことはした方がいいと思う。
 おかげでぼくは、今回の旅で盗難やそれに類する目には1度も遭わなかった。
 あー。よかった、よかった。

第2部 第一章の4 へ続く
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