97年夏物語 vol.9
BY 菊正敏

最後はツアーだ!

(97年7月27日〜8月6日)

目録

97年夏物語
ドキュメント1
1.千歳関空は...
2.DMZツアー
3.ドン・バ市場
ドキュメント2
4.フエ病床物語1日目
5.フエ病床物語2日目
6.フエ病床物語3日目
7.ダナンからホイ...
8.再びダナンから...
9.最後はツアーだ

98年冬物語

初めに

ベトナムからの帰りはどうしても深夜便になる。ベトナム航空でも日本航空でも大韓航空でも夜11時前後の出発なので、確かに最終日はたっぷり使えるメリットもある。がしかし荷物のことや、夜9時くらいまでの過ごし方を考えると結構つらいものがある。そこで最終日はワンデーツアーを利用することになる。朝8時に出発するのはきつが、帰着時間が夜の7時〜8時なので、出発前の1〜2時間は食事や買物でうまく時間が使え、おまけに荷物も、たとえばシンカフェのツアーを使えば8時か9時くらいまでチケットオフィッスで預かってもらえる。

今回はメコンデルタツアーの中から「ミ・トー、ベン・チェー」一日ツアを選んだ。
ミ・トーはホーチミンから約70kmの所にあるメコンデルタの小さな町。ベン・テェ一はホーチミンから85kmのベン・チェー省の省都。実は私にとってメコンデルタは2回目で96年の1月にホーチミンから168km離れているメコンデルタ最大の都市カントーを中心に、2泊3日(27ドル)で回ってはいる。しかし前回はミ・トーやベン・チェーはただ通っただけの町だったし、ココナッツキャンデー工場や蜂蜜農家の見学も魅力的だった。確かに前回のように、さほどボートクルーズでの感激はなかったが、ココナッツエ場でのキャンデー作りや蜂蜜農家の見学は十分に価値はあった。

ココナッツキャンデーの工場といっても子供や近所の主婦が働いている小さな家内工業で。二人の男性がつぎつぎとココナツの実を割っていく。次にその中の白い部分を取り出して圧縮機にかけ甘い密を絞りだす。この甘い蜜をキャンデーペーストに混ぜ、細長い丸い棒で、それを伸ばしていく。丁度手打ちウドンの実演コーナーでやっているように。次にその伸したペーストを押し切り機で一粒一粒に切っていき、さらに子供達が実に器用に一粒一粒を紙に包んでいくのだ。ガイドが試食をしてもいいというので何粒か食べた。甘くてうまい!数も多く安いのですかさず工場直売の製品をお土産に買っていった。雨が降り始め、それも強い雨が降ってきた。このためせっかくの蜂蜜農家見学も庭先にある数戸の蜂の飼育箱を見学しただけで、あとは蜜蜂がブンブン飛び回っている中、蜂蜜入りの甘いお茶を飲んで終了。ちょっと物足りないが、この強い雨ではしかたあるまい。

バスがホーチミンに戻ったのが7時ちょっと前。シンカフェ周辺のレストランにはいる。預がってもらった荷物を受け取りにいき、お土産屋めぐり。ブラブラしていると、来る時一緒だった栗林さんが「キクさ〜ん!」と声をかけてきた。彼はホーチミンを中心にまわり、この安宿街に数日泊まっていたそうだ。すっかりホテルのスタッフとも仲良くなり、料金もだんだん割り引かれたり、今日もこの時間まで部屋を使わせてもらっている。

またホーチミンから300km離れでいる避暑地のダー・ラットに足を運んだが、避暑どころが寒くて寒くて大変だった、という話も聞かせてもらった。我々も私が倒れてドクターの世話になったりしたアクシデントを披露しお互いの“無事”を喜んだ。9時に再びこの場所で待ち合わせ、空港へ向うことになった。外人観光客目当てのタクシーはすぐ拾え、それでも6ドルで交渉は成立した。来るときは7ドルだから1ドル得をした。たかが1ドルだがベトナムの物価を考えれば大きい。この時は1ドルは約11000ドル、屋台で食べ事をすれば一人3食分くらいの価値。ということで、無事タン・ソン・二ャット空港に着き、我々は夜11時50分発のベトナム航空機で一路大阪・関西空港への帰路についた。

8月7日、やはりアクシデントは避けられなかった。朝、9時45分発の全日空札幌行便に使うはずの器材が大幅に遅れたらしい。今度は全日空から500円の食事クーポンをもらう。やっと11時頃離陸、最後までご難続きののベトナムの旅だった。


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